このブログの更新もかなり滞っていました。久しぶりのアップです。
弊社がある伊丹市荻野付近は、まだまだ田畑が多く長閑な雰囲気が残っています。先日までは、田植えがあちらこちらで盛んに行われており、夜には田畑からカエルの大合唱が聞こえていました。
そんな弊社から西に数分歩くと天神川が流れており、四季を通じてたくさんの動植物に出会えます。
今春、人間界はコロナで大変厳しい時期を過ごしていましたが、天神川の動植物はいつもと変わらない姿を見せてくれました。
そんな天神川で3月ごろ、ヌートリアの家族をよく見ました。
皆さんはヌートリアをご存じでしょうか?私は、弊社で勤務するまでまったく見たことがありませんでしたが、そのシルエットはまさに大きいネズミです。天神川堤防を歩いている方がカピバラと間違えているようですが、こんなところにカピバラはいません。確かに正面から見ると顔が似ている気もしますが・・・。
ヌートリアは毛皮にするために輸入?され、その後、捨てられたものが繁殖して今に至るようです。また、特定外来生物に指定されており、畑を荒らすなど、農家の方にとってはいろいろ大変な生物のようですが、日向ぼっこをする姿や静かに草を食べている姿にはほっこりさせられてしまい、駆除されることを想像すると複雑な心境になります。
写真は3月頃だったと思います。小さな子供ヌートリア3匹が巣の周りを泳いでいましたが、その後ろから大きいヌートリアが3匹めがけて泳いでいき、諭すように子供を巣のなかに返していました。
最近、巣の近辺でヌートリアを見なくなりましたので、もしかしたら・・・。
天神川や天王寺川ではヌートリアが泳いでいる姿をたくさん見ることができますので、またどこかで出会えるでしょう。