賃貸か持ち家か。
巷でこんな話を耳にしたことはないだろうか。
不動産に関わる仕事をしている私でも悩ましい問題である…。
※これはあくまでも独り言ですので、勘違いなど個人的主観に基づいて書いているものです。
あまり参考にされず、酔っぱらいのたわごと程度に楽しみください。
とある持ち家の人は言う。
「これだけ金利が低いんだから、家賃を払うくらいならローンに充てればいいのに。」
「年を取ってから賃貸を探すのは難しいらしいよ。」
とある賃貸の人は言う。
「ライフスタイルに合わせて、立地や間取りが変えたいから動きやすい賃貸がいい。」
「天災にあってもその土地から離れられないと大変だし。」
こんな感じでお互いの主張を譲ることはなさそうです。
はたして、どちらを選ぶほうがいいのだろう。
持ち家を選んだ場合
平成2年の8.5%をピークに変動金利は徐々に下がり、ここ20年ほどは2.5%前後を推移している。
もちろんこの数字がローンを借りる際の金利になるのではなく、各金融機関が金利優遇を行い実行金利が決定されるのです。これは金融機関によって異なるのでご確認ください。(金融機関によってはすべての手続きを契約者が行わないといけないところもあります。)
さらに頭を抱えさせることになるのは、変動金利のほかに固定金利があり、さらに固定金利にはいろいろな期間選択型のものがあるということである。(全期間固定以外のものは固定期間を過ぎると変動金利に移行します。)
これを選んでいくだけでも大変なのだが、そこは(一財)住宅金融復旧協会の認定制度によって登録された住宅ローンアドバイザーやFP技能士などが在籍するお店などで相談するとよいでしょう。その際にはローンシミュレーションを行い、いくらまでなら借り入れができそうか、無理なく返済できそうな借入額はいくらなのかなど、購入することのできる不動産の目安を知っておくといいでしょう。
ただ、ローンを申し込めばすぐに借り入れができるわけではありません。
年収や過去の借り入れ状況など、様々な条件をもとに金融機関は融資額を決定します。
つまり、こちらが2,000万円の借り入れを希望した場合、満額の方と減額される方が出てくる場合があるのです。(ただし、減額された方でも別の金融機関で満額通るということは多々ありますのでご心配なく。)
そのためにローンを検討される方には事前審査を受けることをおススメしております。
そして気になる不動産物件がみつかれば購入に向かって話は進んでいきます。
次回はローンシミュレーションの補足と契約のお話について書こうと思いますが、はたして続くのか、続かないのか…。(2020年7月14日加筆修正)