かろうじて執筆のモチベーションが維持されているので前回に引き続いて持ち家か賃貸のどちらを選べばいいのか考えていきます。
※これはあくまでも独り言ですので、思い込みや勘違いなど個人的主観に基づいて書いているものです。
あまり参考にされず、酔っぱらいのたわごと程度に楽しみください。
今回はローンシミュレーションの補足と契約にまつわるお話に入っていくわけだが、その前に持ち家を購入される際にどのような基準で探されているのだろうか。
「学校区」や「駅傍立地」、はたまた「価格」なのか。学校区や立地で選ばれる方は明確な目的があるので、数は限定されますが物件が出れば比較的早く決められることが多いように思われる。
不動産購入を検討し始めた方で多いのが、「家賃と同じくらいの支払いで購入できる物件」や、「市内で30坪2,000万円以下」でとか、「3,000万円で車を並列で2台停められる戸建」などと具体的な根拠を持たれないまま、ただ漠然とイメージだけが先行してしまうことである。
イメージを膨らませることはもちろん検討していくうえでとても重要なことなのだが、実際にそのような物件がなかったり、希望購入価格に合わなければ絵に描いた餅になってしまう。そのような事態にならないためにも、物件の相場や金融機関が融資してくれる金額、無理なく返済できる金額を知ることがとても重要になってくるのである。ここで気を付けてほしいのが「金融機関から借り入れることのできる金額」と「無理なく返済できる金額」は同一額ではないということだ。
いったいどういうことなのだろうか。いまから融資を受けるうえでとても重要になってくる年収に対する返済比率(返済負担率、へんぴとも言ったりする。)について説明していこう。
返済比率とは住宅ローン契約者の年収(税込)に対して住宅ローンの支払いが占める割合のことを言い、金融機関が融資額を決定する審査項目の一つとなっている。返済比率の計算式は下記の通りとなる。
住宅ローン返済額(1年間の合計)÷契約者の年収(税込)×100=返済比率(%)
金融機関は一般的に年収(税込)が「400万円未満の場合は30%以下」、「400万円以上の場合は35%以下」を基準にすることが多い。(住宅金融支援機構の「フラット35」はこれを基準としている。)
つまり、年収が税込300万円だと返済比率は30%となり、返済額は年間90万円(月額75,000円)、年収が税込400万円だと返済比率は35%となり、返済額は年額140万円(月額約116,667円)が毎月の住宅ローン返済額の上限となる。ただしこれにも注意すべき点があり、車のローンなどで月々の支払いがある場合は上限から支払額を差し引いたものが上限額となるので気を付けなければならない。
基準はこのようになっているが、返済比率が低いほういいのは言うまでもない。ギリギリまで借り入れをして万が一返済が滞てしまえばせっかく手に入れた夢のマイホームを泣く泣く手放さなければならなくなってしまうことになるのだ。各家庭に合ったライフプランを立て、余裕のある資金計画を立てなければならない。
さらには金利という問題もかかわってくるので、まずは住宅ローンシミュレーションを実施してから購入できる物件の上限などの条件を確認してみてはいかがだろうか。(お時間はいただきますが、弊社にて無料で住宅ローンシミュレーションをおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。)
話が膨らみすぎてローンシミュレーションの補足と契約のお話について書こうと思っていましたが、今回はここまでとします。
はたして次回へと続くのか、続かないのか。
というよりも、モチベーション維持し続けることができるのか、できないのか…。