容住寺
前回のブログで容住寺が出てきましたので、今回は、これについて書きたいと思います。
国道176号線から天王寺川を北に少し行くとその寺はあります。
寺の前にある看板には次のとおり書かれてありました。
聖徳太子ゆかりの地 容住寺
市内で唯一の天台宗のこの寺は、聖徳太子が開祖
と伝えられている。
寺の縁起によると太子が大阪の四天王寺から中山
寺へ向かう途中、荒牧の地で松に馬をつなぎ、柳の
下にあった大石に腰を掛けて休息した。このとき、
霊感をうけ「われこのときに容(かたち)を住(と)め置きたし」と容
住寺を建てたという。
本尊は十一面観音で、太子十六歳の像も安置され
ている。
境内には現在も「太子腰掛け石」があり、門前には
「駒繋の松」の碑が建っている。
ほかに、太子が名香を薫じたという「香の藪」の跡
地の碑が天日神社東側に建っており、諸人に仏の道
を説いたという川辺にちなんで名付けられた「戒の
川」が天神川として現在も流れている。
また、太子の休憩中、愛馬が草原を開拓したとい
われる「馬田」が、小字名として現在も残っている。(原文ママ)
ちなみに「馬田」は現在はありません。
なお、本文に出てきます「木造十一面観音坐像」は伊丹市の有形文化財に指定されていますが、一般公開されているかどうかは分かりません。
投稿日:2022/04/04 投稿者:野口 大輔